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おばあちゃんの知恵袋

 今は、具合が悪くなると近くに薬局があり、病院で具合が悪くなっても薬がすぐ手に入る時代になりましたが、昔の人は、自然界にあるものをうまく使っていました。「お腹痛いのとんでけ〜とんでけ〜」などと母にお腹をさすられて「直ったかな?」など錯覚か、本当に直った様に思ったものです。今回は、昔からある身近なものを使った治療法をいくつか提示しました。これから寒い季節を迎える中、暖かくていいものですよ。

厚めのコンニャクを、たっぷりのお湯で20分ほど茹で、タオルでぐるぐるとくるみ、身体に当てて心地よい温度になるくらいの厚さに巻きます。コンニャクはとても暑くなっているので、火傷しないように十分気を付けてください。
それを、足や肝臓、腎臓、肩、腰など疲れている箇所にあてるととても気持ちいいです。歩き疲れた時の足の裏に当てると最高ですよ。心臓と脾臓は冷やす所ですので注意。こちらには当てないでくださいね。コンニャクは3、4回位は使えるので繰り返し使えて安上がり!ホカロンと違って身体にとっても優しいのです。


びわの葉が手に入ったら、痛いところに貼ってみましょう。生葉を直接貼ってもよいですが、保存するなら適当に切って35度くらいの焼酎に3日位つけておきましょう。葉の色が変化するので、それを痛い所に貼ると身体の痛みが止まります。
葉をつけた焼酎はローションの様に手に塗るとつるつるし、いい匂いがします。手が荒れているときになどいいかもしれませんね。

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 風邪をひいた時の咳や気管支炎に効きます。レンコンは必ず皮ごと使いましょう。レンコンの節がある所が良いです。できるだけ無農薬の元気なレンコンを使ってください。
 まずレンコンを皮、節ごと摺り下ろします。レンコンの汁だけを絞って、生しょうが汁、塩少々を入れ熱湯を注ぎます。「風邪をひいたかな?」位の早いうちに飲んでみましょう。

<湯飲み一杯分>
レンコンの摺り下ろし汁 3さじ
生しょうが 1,2滴
少々
熱湯  

ドクダミ、アロエとまだいろいろありますね。昔のことを思い出しながら調べていくと自然の恵みがたくさんある日本は素晴らしいと思います。自然の恵みに感謝して利用してみたらいかがでしょう。

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おわり。